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とりあえず僕は今日も元気です。
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テントを張っている専修大学から橋を渡って毎朝現場に向かう。
橋を渡っていつも通る十字路に「すきや」があって、
石巻に来たときには津波でドロだらけだった。

毎日横を通っていた、当たり前のように閉店していたお店が今日、
オープンしていた。

店員さんが駐車場でノボリを一生懸命に振っていた。
「営業中」の旗。

夕方、帰りが遅くなると、
看板に電気を照らしているお店も出てきた。

大きなマンションの廊下の電灯が灯されていた。

なんだか、よくわからないけれど、
明かりが点いているところを通り過ぎるだけで、
歓迎されている気持ちになる。

節電も大事だけど、明かりも大事。
心に明かりが灯る感じ。

よくここまで戻ってきたなあとしみじみ思う。
津波前のこの町を見たことはないのだけれど。


飲食店が開いてきたらきっと、
炊き出しは営業妨害になるなあとふと思った。

明日は、以前炊き出しを継続して親しくなった地区の
通りのお片づけに行ってきます。

日々被災地の状況は変わっていて、
先週必要だった支援が、今週には不要になる。

水道・電気・ガスの復旧が遅れているところを優先して支援したい
というのはあるけれども、
いちボランティアが考えすぎても動けなくなるだけだなあと
最近毎日のように考えている。

とにかく、その場で必要とされているところに行って
役に立つ事をやり続けたいと思う。

知覚動考。
知ったことを覚えながら動きながら考えよう。


ありがとう。
今日も充実した一日でした。
60点。
by KazuFromJP | 2011-04-30 23:36 | 震災救援ボランティア
ゴールデンウィークに向けて、
ボランティアが大量に石巻に殺到してくるようで、
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その人たちの派遣先の割り振りや大渋滞など、
これまでとは違ったいろんな問題が起こることが予想され、
そわそわごたごたしています。


活動していると出会う地元の人たちは比較的元気な方が多いのでついつい忘れてしまう。
津波があって、逃げ遅れて亡くなられた方と、
避難して健康に生き残った方と、
2つにわかれるように錯覚してしまうけれど、
実際は生死の狭間でぎりぎり生き延びた方もいて、
足を失った方や、腕を失った方、
聴覚、視覚を失った方もいて、
町が復興しても、忘れられない傷を身体に残している人がいることを。


町全体として、食糧や物資の危機はほぼなくなりました。
大きいスーパーも徐々に開きだし、
野菜もたくさん並んでいます。
24時間じゃないけれどコンビニもやってます。
ガソリンもふつうに入れられます。
信号もほとんど復旧してきました。

そこから自分たちが、自分が、何をするのが復興になるのか、
いまだに瓦礫だらけの町で考えながら、
そわそわごたごたのゴールデンウィークに突入しそうです。


平和な世界。
今日もありがとう。
60点。
by KazuFromJP | 2011-04-28 01:31 | 震災救援ボランティア
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今宵は暴風雨。

テントのペグが何度も抜けて
飛ばされそうになり
揺られてたけど
ようやくただの風雨になってきた午前1時。
桜が咲き始めてから
雪が降ったり
雨が降ったりしつつも、
ゆっくり花開いて
もうすぐ満開です。


津波にさらされても、
桜は咲くんだなあと
桜の強さを感じました。

ありがとう。
by KazuFromJP | 2011-04-24 01:36 | 震災救援ボランティア
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吹雪…。

桜の花の上に雪が積もり…

テントがまるでかまくら。

真夜中なのに雪原に光が反射して明るい。

テント内は4℃。
by KazuFromJP | 2011-04-20 07:56 | 震災救援ボランティア
美しきものは、それだけで善だと思う。
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被災地石巻に来てもうすぐ一ヶ月になります。

もう命に関わる緊急性を要する事態はなくなってきたところで、
ボランティア団体は進むべく道に迷いかかっているように思う。
それは震災直後から活動してきた個人も然りで。

いま目の前の人だけ、目の前のことだけをみて
依頼をこなしていくだけなら考えずに突き進めるけれど、
町全体を見たときの復興度合いの偏り、
ボランティアがボランティア活動をし過ぎることで、
被災者の方の自立の妨げになる部分もあり、
自分自身の活動も、考えすぎてときどき迷路にはまる。

以前、炊き出ししつつ片付け・掃除を継続してやっていた地域の方のところへ
所用があって立ち寄った。
するとみんな集まってきて言われた。

「風呂が直ってガスが通ったら連絡するから、入りに来てくれ」
「洗濯機が手に入ったから、いつでも洗濯物持ってきてね」
「これ飲んで頑張って」
「テントが寒かったらいつでも泊まりに来て下さい」

ほどよく地元の方に、お世話になりたいと、最近思う。
人は誰かの役に立てることで、元気になっていくから。

仲間の一人が言っていた。
「子どもには自然を。老人には役割を」

いい言葉だと思った。


ありがとう。
by KazuFromJP | 2011-04-19 00:20 | 震災救援ボランティア
僕たちの力は微力かもしれないけれど、
決して無力ではない。
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今日、リーダーがそう言っていた。
ありがとう。

一軒の家をきれいにして、
達成感が得られるけれど、
町を見渡すと、ほんの一箇所に過ぎないことを痛感する。

でも、無力じゃない。
今日もたくさんの笑顔を見られた。

今日また、親族のご遺体が見つかったと、
炊き出し先で仲良くしているおばさまからお話された。

「そうですか・・・」
これ以上の返答が僕にはできない。

それでも、悲しいニュースもあり、
一緒に野菜を切って楽しい時間を過ごしたり、
道のヘドロをトラックに積んで運んで汗流してお茶飲んで
達成感を分かち合ったり、
そんなこんなな毎日が、きっと人生そのものなんだろうと思う。

非日常だからと特別なことではなくて。


ここ石巻で、毎日感じている。
「衣食住」
その一つひとつを一生懸命にやれば、
それだけで人生は十分楽しく
充分満たされると。

ありがとう。
今日も昨日もたくさん笑った。

泥掃除のプロ集団になったチームの
だいきさん、まっちゃん、りかさん、こういちろうさん、まもさん、しまむらさん、
どうもありがとう。
泥掃除はまるでスポーツでした。

阿部さん、小島さん、麦嶋さん、土田さん、二上さん、佐藤さん、どうもありがとう。
温かい皆さんのお陰で、大街道東4丁目はまるで、故郷のように感じられました。

えりこ、ちばりえ、みさき、あっきい、たっくん、
おかげさまで連日笑いすぎて、テントで熟睡できてます。
どうもありがとう。

生きることに一生懸命で、
心はどんどんクリアになる。
今日も大きな地震があって、
放射能を含んでるらしき雨がいっぱい降って、
そんなこんなだけどまあ、
何より大切なのは、今、この一瞬に生きていることだと、
改めて感じる今日この頃です。

過去に捉われず、
未来に期待せず、
今この一瞬に生き続けること。

去年の夏、瞑想の森に一週間こもったときに学びました。
ありがとう。

とりとめもなく、今この一瞬の雑記。
もちろん60点。
by KazuFromJP | 2011-04-12 01:28 | 震災救援ボランティア
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3月11日にテレビで見ていた風景の中に
いま自分がいて、
あの日は誰も知り合いがいなかったこの町の沿岸に、
今は何十人もの知り合いがいて―。

先日の大きな余震の時は、
すごく怖かった。

地震中に町中が停電して、
3階に避難した専修大学の暗闇の窓から、
赤い光が列をなして橋を渡ってくる絵を見ていた。

津波警報が出て、
遠くから磯の香りがした。
暗闇の中、津波から逃げる何十人もの知人を想い、
ただ祈ることしかできない自分の無力さを感じた。


結果津波はほとんどなかったけれど、
片付けた部屋は散らかり、
直した道路もボコボコになっていた。


けど、今回の避難の様子を、
冒険記のように話す住民の方々を見て、
僕はどんな人生も味わうことの意義と、
過去を全てヒストリーとして割り切り楽しむことの大切さを
思い出し、味わった。

ありがとう。


今日も有意義な一日でした。
by KazuFromJP | 2011-04-11 00:00 | 震災救援ボランティア
さっき石巻市は震度6くらいの地震があって、
事務局のある専修大学もたくさん揺られたけど、
みんな無事です。


停電したり天井が一部落ちたりあるけど
津波警報も解除され、
みんなテントに帰りました。


ありがとう。
ボランティアセンターの仲間みんな。
by KazuFromJP | 2011-04-08 01:55 | 震災救援ボランティア
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お風呂に入りました。
ヒゲ剃りました。
ありがとう。
何日振りかも覚えてません。

石巻市内に住む志保さんにお借りしました。
どうもありがとう。

良いお湯でした。

メヌケという美味しい煮魚もいただきました。

お魚なんていつ振りだろうか。


ありがとう。
今日も僕は元気です。
by KazuFromJP | 2011-04-07 01:08 | 震災救援ボランティア
今日の炊き出しはミネストローネ200人分。
お昼どき、青空の下、雪が舞った。
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できあがった大鍋をお勝手口から出す際に、
いつも手伝ってくれているおばさま方が言った。
「そう。あの日も、こんな雪だったわね」


今日も雑記。

自衛隊の物資庫に、小学生女子用の下着を探しに行った。
おばさまたちに頼まれた。

「あそこのお花屋さんの娘さん、お母さんを亡くされて、
言わないけどきっと、震災後、着たきりだから・・・」

自衛隊に物資を取りにいくと、
てきぱき積んでくれる。

自衛隊が物資を届けられる箇所は限られている。
小さな住宅地一軒一軒に、
例えそこに物資が足りていないとわかっていても、
彼らは動くことができない複雑な事情がある。

体制に対する異論はない。

できる人が、できることをやる。
一人が、すべてをできなくていい。

それで世界はまわるだろうとしみじみ感じる。


行ける人が、行けばいい。
出せる人が、出せばいい。

5年生用の下着のサイズが、140なのか150なのかどうなのか、
自衛隊の隊員さんと悩んだ末、
とりあえず140から160までひととおりもらった。


ミネストローネに使ったオイルサーディンはベネズエラから。
それに添えたパンはデンマークからの支援物資でした。

ベネズエラとデンマークの暖かい人たちの気持ちを、
石巻市民に届けました。

ありがとう。
デンマークの人たち、
ベネズエラの人たち、
飛行機か船かで運んでくれたいろんな人たち。

ありがとう自衛隊の人たち。
by KazuFromJP | 2011-04-05 02:24 | 震災救援ボランティア