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そう、今、田坂広志が熱い。
いや、ただ、僕の中で。
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広志
「この間、絵を観に行ったんだけど、
絵というのも、評論家の先生がたくさんいらっしゃるから、
この絵は、こういうところが素晴らしくて、
印象派で言えばこういうところで優れていてとか、
予備知識がもういっぱいあるんだよね。

でもそういうのを事前に身に着けてしまうと
実際絵に向かったときに、、
よほどの達人でない限り、
絵は見てないと思う。

その絵そのもののありのままのメッセージを見るよりも、
もう頭の中で、ああこれがあの有名な○○の作品かーとか、
これがあの印象派で言えば最高峰のあの絵かーとか。

たった一枚の絵ですら、
我々はありのままに見られない。
その辺りがすごく、
最近の時代の病かなという気がするんだよね」

(田坂広志 『深く考える方法』より)

僕はいろんなとこでいろんな知識をつけて今、
ここにいるわけなんだけれど
今、田坂広志さんの語る言葉を
ただただ聴いていると何だか、
新しい扉がぱぁーっとゆっくり開いて、
まばゆい光が広がってくる気がしてくる。

僕があっちこっちで学んできた知識が、
僕の中に山のようにあるけれど、
この大切な知識たちでさえ、
また全部、捨て去ってしまっていいんじゃないかと、

いやむしろ、捨て放ってしまいたいような気さえ、してくる。
まるで諭吉の海に埋もれて、
子どもの水遊びのように両腕を上げて札束を撒き散らすように。


「書を捨てよ。街へ出よう」
的な感じなのかもしれない。

ありのままの自分で、
ありのままの世界を感じたい。

大人的な常識や言動など全て捨てて。


田坂広志、熱い。
ありがとう。
by KazuFromJP | 2010-09-23 04:48 | ありがたい言葉
いい朝だ。
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知恵は、抱え込むのではなく、
分かち合うことで、
自分と社会の成長を加速化できる。

By 神田正典
知恵を独り占めにしない。
自分の専門分野、得意分野の情報をアウトプットせよ。
知恵をアウトプットすれば、何倍にもなって返ってくる。

(『仕事のヒント』より)


全てはそのために、
書くのかもしれない。


人からもらった知恵や言葉は、
できる限りまた人へと伝えてゆこう。
この人生の、時間のゆるす限り。


神田さんありがとう。
by KazuFromJP | 2010-09-14 11:24 | ありがたい言葉
ずっと、「感謝」が最上のものだと思っていた。
何というか、上手く説明できないが、まあ人生の中で、
どんな時でも感謝できていればまあ幸せなんだろうと
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そんなふうに思っていたのだと思う。

先月、瞑想の森で一週間集中内観をおこなったときに、
どうやらそうではないことに気づいた。

内観法では、
自分の生まれた時点から今日まで、
3年ずつくらいに区切って、
身近なひと一人ずつに対し、

①していただいたこと、
②した返したこと、
③迷惑を掛けたことについて
ひたすら調べてゆく。

部屋の隅に立てられた屏風の中で一日中―。

      ◆

はじめのうちは、
①していただいたことばっかり浮かんできて、
「ああ、あんなこともしてもらった」
「あのとき助けてもらったなー」
と、
ひたすら感謝したいことばかり思い出された。

しかし4日目辺りの食事の時間、
瞑想の森創始者の先生の古いテープが流される。

3つの事柄の調べる割合は、
2割、2割、6割です。
迷惑を掛けたことに関して、
一番時間をとって調べてください。

      ◆

それまでの時間、
迷惑を掛けたことなんかろくに出てこなかったが、
先生の話を聴いてハッとした。

相手がしてくれたことを思い出して感謝するというのは
とても気持ちがいいことだけれども、
内観は気持ちよくなるためにするわけじゃない。
内観を終えてすっきりしたらそれが
内観が上手くいったということではないですよ。

先生は言われた。


人が自分に何かしてくれたこと、
それは嬉しいことだけれども、
それは自分が何か良いことをしたからかもしれないし、
自分の態度が良かったからかもしれない。
してくれたことを調べて出てきても常にそういうウラを、
意識していなくともどこか感じてしまったりする。

しかし「迷惑をかけたこと」は違う。
自分があんなひどい事をした、あんなに迷惑を掛けたときでさえ、
あの人は、この世界は自分を認めてくれて、
そして今日も変わらぬ関係のまま、自分はここに生かされている。


僕が一週間、森の和室の屏風の暗がりの中に閉じこもって得た
最大の真実はそれだった。

      ◆

その後は、次々に迷惑を掛けたことが浮かんできた。
そして思った。
僕は世界に対して随分とひどいことをしてきたものだと。
だから今日も変わらないこの世界に僕はもちろん感謝しつつも、
これからは、周囲からの迷惑を喜んで引き受けようと心に決めた。

それが、本当の愛だと今の僕は思うから。

自分に優しい人に優しさを返すのは当たり前のこと。
しかし感謝したくない人の存在を認めることこそが、
最上の愛であり、それができるようになればきっと、
穏やかで健やかで、いわゆる幸せで、
素敵なことなんだろうと思った。

      ◆

それでも日々、感謝することが、
そういう状態に向かう確かな道なんだろうと
改めて最近思い直す。


定期券を知らぬ間に落とし、
落としたことに気づかぬうちに、
誰かが駅に届けてくれて、
駅員さんが電話で連絡をくれた。

そんな日は本当に一日中エネルギーに溢れていて、
何をしても疲れない。

ありがとう僕の定期を届けてくれた優しいひと。
ありがとう電話をくれた一ノ割駅の駅員さん。


やはり今日も感謝の日。

ありがとう。


 
by KazuFromJP | 2010-09-09 16:06 | 内観法について