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栃木県の森から出てきました。
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出てきて一週間。

すごい人の刺激的なお話だとか、
カリスマリーダーの熱いセミナーだとか、
心揺さぶられる感動的映画だとか、
そういったものによって急上昇したテンションが
急降下してくるのがだいたい一週間後。

内観法は、
それらとは違う類のものだった。

     ◆

内観最終日には、
穏やかで無欲な心の状態があった。
そして一週間振りに森から出て、
帰りの電車の中では全てが新鮮で、
異国に来たようで、直前にあった穏やかな心と、
すべてにわくわくする好奇心だらけの心とが不思議に共存する、
不安定ながら心地よいふわふわした状態があった。

仕事に戻ると、
何だかうまく場に溶け込めないふわふわした状態が続いたけれど、
日を追うにつれて適応していった。
新しくなった価値観と心が、
職場になじむまでに少し時間を要したのかもしれないと、
振り返ってみるとそう思う。

     ◆

集中内観で一週間も屏風の中にこもっていたのに、
不思議と達成感はない。
ただ、日が経つにつれて淡々と、心は静かになってゆく。


今日は日帰りで大阪に行き、
毎月通っている「ゆにわ」の道場で学んできた。

そんな少し非日常な一日を送る日を、
淡々と日常として自然に過ごせた。


「ゆにわ」でも「瞑想の森」でも共通して、
日常の大切さを教わった。

人は非日常の快感を求めて日常をおろそかにしやすい。

     ◆

アンパンマンの日常を想った。
一見激しいバトルの日々を送るアンパンマン。
激しい戦闘後、何事もなかったかのように
のどかなオヤツタイムに戻るアンパンマンたち。


アンパンマンのモデルは、
陽明学者の中江藤樹じゃないかと変なことを考えた。


ありがとうアンパンマン。
ありがとう瞑想の森 内観研修所。
by KazuFromJP | 2010-08-21 01:25 | 内観法について
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by KazuFromJP | 2010-08-14 17:49 | 旅の途中
「自分の素晴らしさを証明するには、 実績や地位が必要」
と思っている人もいれば、
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「自分が存在していることこそ素晴らしい。
 自分はそのままで素晴らしい」

と感じている人もいる。
前者は人と比較・競争するようになるので、
優越感と劣等感の間を揺れ動く人生になる。
  
     ◆
  
実績を上げて地位や名声を得るほど、
「自分が偉くなった」
と錯覚して傲慢になる人もいれば、

逆に、謙虚な姿勢で
「たくさん与えられてありがたい」
と感謝する人もいる。

     ◆

人が悩むのは、
人生が思い通りにならないからではない。
思い通りにならないことを
思い通りにしようと執着するからだ。



野口嘉則さんはそう言っていた。
今日から一週間、栃木県にある瞑想の森内観研修所というところで、
集中内観をおこなってきます。

野口嘉則さんの塾で共に学ぶ仲間と野口さん自身のご紹介で
集中内観を知りました。


無事生還したらたぶん、
実績や地位に対する執着をもっと手放して、
少しは謙虚な人間になっているのかもしれません。

または一畳間の閉鎖空間に発狂して
おかしくなっているかもしれません。


なかなか恐ろしく楽しそうなところです↓

「瞑想の森内観研修所」


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【集中内観のやり方】(資料の一部抜粋)

①集中内観は、日常のあらゆる情報を遮断して、
 原則1日15時間(朝6時起床、夜9時就寝)ずつ、
 一週間連続して座って、
 ひたすら自分自身を見つめ続ける作業である。

②内観をする場所は、
 部屋の一隅に立てられた二つ折りの屏風の中で、
 そこに楽な姿勢で座る。

③考えることは、一言で言えば、
 他人に対して自分のした行為を、
 相手の立場に立って反省することである。

⑥特定の身近な人を一人ずつ、想起の対象として順次取り上げる。 
 その対象となる人に対して、
 自分はこれまでどういう態度や行動をとってきたかを、
 思い出せる限りの昔から、
 3~4年ずつ年代を区切って調べていく。

⑭内観中は、原則として、起きてから寝るまでの間、
 屏風の中で情報を遮断した状態で過ごすため、
 新聞・ラジオ・テレビ・携帯電話はもちろん、
 面接者以外の他の内観者と一切話をしてはいけない。
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と、いうわけで14日まであらゆる通信機器を使えず、
社会から断絶されますのでよろしくお願いします。


お仕事一週間お休みいただきました。
このご縁と、素晴らしき仲間に、
改めて感謝です。

どうもありがとう。
行ってきます。
by KazuFromJP | 2010-08-08 11:05 | 今日は感謝の日
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by KazuFromJP | 2010-08-05 07:24 | 旅の途中
そんなこんなで日々は過ぎてゆく。
それでも充実は今ここにある。
だからせめて、そのかけらでも残しておこうと。
未来のためではなく、今、ここの為に。
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内村鑑三の『代表的日本人』が面白い。
明治27年に諸外国に向けて書かれた本。

中江藤樹について書かれた章から

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獄の外に獄あり
世界を収める広さだ。
その四方の壁には名誉・利益・高慢・欲望がある。
哀しいことには、多くの人々が、
その中につながれ、いつまでも嘆いている。

「願い事」のような欲望を藤樹は嫌った。
この要素が色濃かったため、仏教をまったく信仰しようとしなかった。
善事でも、報奨が目的であるならば、
たとえそれが来世の報奨であっても藤樹は反対した。

正義は正義であって、それ以外の動機を必要としない。
来世にもたらされる報奨を望む気持ちはなく、
そうした気持ちがあったとしても、藤樹の正義を愛する心と
「天道」を実践する喜びを少しも妨げるものではなかった。

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ありがとう野口さん。
ありがとう中江藤樹さん。
ありがとう内村鑑三さん。
by KazuFromJP | 2010-08-05 06:21 | 本に感謝の日