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カテゴリ:映画に感謝の日( 1 )
シネスイッチ銀座で、『孔子の教え』の上映が
もう最後だったので、無理やり時間を作って観てきた。
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論語は少し読んでいるけれど、
やたらいろんな弟子の名前が出てきて、
どれが誰だったのかよくわからなかったが、
やはり映像で見ると顔で判別できるからわかりやすい。

論語を読んでいる時のイメージでは、
何かみんなで仲良く先生を囲んで暮らしていて、
仁だの礼だの学んでいる、どこか学校生活的なものを
勝手に抱いていたけれど、
実際は動乱が4世紀続いた春秋時代で、
常に身の危険、死と隣り合わせの世界であったのだと
イメージを塗り替えられた。

銀座の安岡正篤サロンというところで毎月論語を学んでいる。
そこで教えてくださっている安岡定子先生が、
孔子の弟子たちのことを、
「顔回くんは―」とか「そのとき子貢くんが―」とか親しげに呼んで
教えてくださっていたので、
スクリーン上の彼らが何だかやたら身近に感じられた。

その分、彼らの死がリアルで、ショックであった。
そう。孔子の弟子たちみんなが、
孔子先生と最期までいられたわけじゃない。

目の前で死んでしまった弟子に涙を流しながらも、
礼や仁といった自分の信念のためには、
命を賭してもよいというスタンスで
最期まで貫いた孔子先生の生き様に心を打たれた。

政治の場面で、条約を結ぶ場面で、戦の場面で、
「義を見てせざるは勇なきなり」とか
「実践を伴わない学問は役に立たない」とか、
合い言葉のように登場する孔子の教えが、
何かいいなあと思った。

ことわざを皮肉の道具にばかり使っているように見える国会の討論や、
損得や利害をベースに話が進んでいるように見える首脳会談の場面で、
互いに君子で在ろうとするような、
こんな風景を見てみたいと思った。

ありがとう。
今日は孔子の教え感謝の日。

顔回くんだけやたらイケメンだったのが気になった。

 
by KazuFromJP | 2012-02-17 01:47 | 映画に感謝の日