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友達100人と共感の味わい
今月から僕は、空港で働いている。
友達100人できてない。まだ。
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先日、親友のタツヨシから久々にメールが届いた。もう随分会っていないので、僕の存在も忘れかけてる頃かと思っていたのだが、

俺はあいかわらず勉強漬けの毎日だよ。でも後にも先にもこんなに勉強することはないと思うからこれも味わいライフかな。ちょっと苦いけど。
ヤツが、「味わいライフ」という言葉を使ってきたことには驚かされた。なんだ見てたのかよ。インターネットワールドからは遠いところで暮らしていると思っていたのに。

タツヨシは昔から、他人の言いたいことを理解する能力に優れていた。授業なんかでも、先生の言葉のウラにある真意を瞬時に察するので、単なる数字の成績だけでなく、人格も厚く評価されていた。僕が発する、わけのわからない難解な独りよがりの表現や、そのオリジナル言語も、タツヨシはいつも理解した。というより、どこか、さまざまな物事に対する観点がいつも、近かったような気がしていた。

似たような観点で生きていてもやはり、歩んでいく道は十人十色であって、タツヨシは今、僕には絶対に味わうことのできない七転八起的勉学系味わいライフを送っている。一方で僕も、ヤツには絶対に味わうことのできない行雲流水的冒険系味わいライフを送っている。それでいて僕らは、お互いにリアルタイムで進行していく、相手のストーリーの行方を楽しみにしていたりする。

そのストーリーがそれぞれ、サクセス系でもザセツ系でも、とにかく味わいライフなのだ。

僕が好き勝手やって生きてるってだけで、何故だか腹を立てる人とかもいるみたいなんだけど、世界に一人でも、僕の味わいライフを理解して、共感してくれる人がいるってわかるだけで僕は、ここに毎回のように、独りよがりな意見を書いたりしてきてよかったと思える。

まあ、誰かの考えが受け入れられなくてイライラしたりするのも、それはそれで味わいライフなんだけど。嫌われるのも、バカにされるのも、そこには確かに味わいがあるし、それがあるから、数少ない共感者にめぐりあうことに、大きな喜びを感じることができるのだ。

僕は最近、この世界のどこかにいる共感者といっぱい出会っていきたいと思ったりしている。「本」というのは、その一つの手段になればいいなと思って、作ったりしているのだ。

今この世界に、僕と共感しあえてハッピーになれる人がどこかにいたとしても、30年後にはもういなくなっている人がいっぱいいるだろう。僕は4月に徳林寺を訪れた時、自分の歳の3倍近く生きてる人たちと出会い、語り合い、共感しあった。楽しかった。嬉しかった。けれど例えば50歳も年上の人とは、自分が100歳になってしまった時にはもう、出会うことはできないだろう。それから別に、人は年功序列で死んでいくわけじゃない。

僕はもう、中学の時に素振りを教えてくれた先輩の歳を、何年か前に越えてしまった。

今日めぐりあえなければ、明日にはもうこの世から消えてしまっている人もたくさんいる。この世界にはそんな味わいもあって、そんなエッセンスによって、流れていくストーリーは波を打つ。

まあそんなわけで、僕はいろんな世界を歩いて、いろんなところを流れているストーリーに交わっていくタイプの味わいライフを送っていこうと、最近考えたりしているのだ。

先日、ゲームクリエイターの西健一さんが、友達100人できるかなキャンペーンとかいうのをやってて、100人にTシャツばらまいたりして、西さんのゲームをろくに知らない僕なんかもちゃっかりTシャツもらってしまったわけなんだけど、その時冗談めいたノリで西さんにメールしてみた。

「こんなにみんなのハッピー集めて、いったい何をたくらんでいるんですか?」

すると西さんはこう答えた。

ハッピー集めて
世界変革を企んでるんです。
ラブ・ハッピー・ピースワールドへの変革を(^^ゞ
やっぱ味わいだなあと思った。
そして、感謝なのだ。
by KazuFromJP | 2005-06-17 13:06 | 味わいライフ
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