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風邪の効用、2015春。
風邪をひいた。チャンスだと思ってこの一週間、
『風邪の効用』(野口晴哉・著)を読みつつ経過を送った。
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3月21日土曜日、仕事。
夜、同僚の送別会でお酒を一杯口にした。
お酒を飲んだのは1年か2年か、それくらい振りだった。
普段より多めに食べた。

      ◆

日曜日、休み。
花粉症の症状が普段より強めに出た。
午前中、左の鼻から水っぽい鼻水が出ていたが、
午後にやや粘質を帯びてきた。
のどに違和感あり。
午後に近所の活元会に参加した。
背骨によく気が通った気がするが、
頭がのぼせ気味だった。
夕方に寒気を感じた。

      ◆

月曜日、仕事。
のどの痛み、粘質の強い鼻水がよく出た。
午後、熱が上がった。
ポカリが飲みたくて午後はポカリを1リットル飲んでしまったが、
野口整体的な選択なら水だったなとあとで気づいた。
夜に咳が出だしてしばらく続いた。
咳き込みながらここで『風邪の効用』を読み直し始めた。

風邪の時の食事、まずは量を減らすこと、
食べるなら刺激物がよいと書いてある。
世間一般論とは真逆だが、実践するしかない。

風邪の前から、野口整体的3月の過ごし方にのっとって
食事を減らしていたので、あんまり食べないことは自然にできた上、
やはり自然に即した考え方なのか、特別食べたい気持ちも沸かなかった。

「水分の多いものを食べ、刺激性の食物を多くせよ」と野口先生は言う。
「生姜でも唐辛子でも胡椒でも何でも構わない、
胃袋が冷汗をかくくらい突っ込んでもいい。そのほうが経過を早くします」
とのこと。

昼にちょうど生姜をたくさん入れたうどんを食べていたが、
七味も投入すればよかったと思った。
翌日からどんな刺激物を食べようかと思いを巡らせワクワクした。

帰宅後、就寝前など活元運動をすればよいのだろうが、
だるくてやる気になれない。
とりあえず先生に教わった伸びの体操というのだけ布団の中で2回やって寝た。

首の後ろを温めて熱を出すのがよいとされているが、
面倒なことをやる気にはなれないのでやらない。
冷やさないことだけ気をつける。

      ◆

火曜日、振り替え休日で仕事休み。
整体協会の講座に出る。
いつも下駄で行っていたが足の冷えを警戒して革靴にした。
講座で先生が僕をモデルに指名してくれたお陰で、
普段から不整体の身体がいい感じに整う。感謝。
熱は一旦平熱以下になった様子。

朝は豆乳だけ飲んで、
昼は自販機のオニオンスープだけ飲んだ。
あとはひたすら水を飲んでいた。
鼻水は相変わらずよく出るが気分はとてもよい。
咳は落ち着いている。

夜、近所の蕎麦屋でかけそばを食べる。
教えに倣って七味を大量投入した。
食事をして汗をかいたのは随分久しぶりだなと思った。

週末に洗濯できていなかったので、夜にコインランドリーに行ったり、
部屋の掃除をしたりした。
ちょっと元気になってしまったせいでいろいろしてたら
油断して床で布団をかけずに雑魚寝してしまい、
足を冷やした。
リアルな夢を4つ見た。

      ◆

水曜日、仕事。
目覚めの気分は良好だったが、
寝ている間に足を冷やしてしまっていたのでとりあえず足湯した。
咳と鼻がよく出た。
午後、やや熱が上がり、軽い頭痛が出た。
気分は「最悪」とまではいかないが、
頭ののぼせが抜けず、この一週間で一番辛い日だった。
残業を早めに切り上げて帰宅した。

水分補給が足りていないのか、
唇の周囲が若干荒れた。

昼は七味と生姜を大量投入したうどんを食べた。
夜はカレーを食べようと思っていたがカレーの気分にはならなかったので
オリジン弁当でエビチリと麻婆豆腐の惣菜を買って帰った。
野口整体的には、身体の求めている食事を摂るのがよい
とされているのでそれに従う。

しかしそれが本当に身体が欲しているのか、
「刺激物がよい」という情報を頭にインプットしているせいなのか、
本当のところはもはやわからないが、それに従うしかない。

普段、床に就いて寝付けないことなどほとんどないが、
この日は頭痛とのぼせのせいか寝付けなかった。
活元運動をすればよいのだろうが、
だるくてやる気になれない。
例の伸びの体操だけ1回やって少し楽になって寝た。

      ◆

木曜日、仕事。
目覚めの気分がすこぶる良好だった。
咳は前日より落ち着いたが、
仕事中はしばしば咳き込んだ。
鼻もよく出たが量は減ってきて鼻の通りも心地よくなってきた。

咳と鼻は一日通して出て周囲から心配の声をかけられたが、
頭ののぼせは取れて、気分は一日通してよかった。
昼はカレーうどんに生姜と山椒をかけて食べた。

水を意識的に飲み続け、唇の周囲は回復してきた。
寝つきもよく、8時間くらい眠った。一番長く眠った日だった。

      ◆

金曜日、仕事。
野口整体的、体周期で言えばこの日が僕の高潮のピーク日であった。
風邪のひき始めが高潮期の始まりだったので、
このピーク日を境に風邪は落ち着くのではないかと予測を立てていたが、
見事に合致したので面白いなと思った。
暇を見て、過去の風邪を引いた時期と
自分の体周期律の関係を照らしてみたいと思った。

一日通して気分はよかった。
たまに咳き込んだり、鼻が出たりはしたが心地よい咳と鼻だった。
身体もとても軽く、22時半まで残業があったが集中も続いて、
明け方まで仕事していられそうな気分だった。

野口先生曰く、
「風邪をうまく経過できた人は、蛇が皮を脱いだようにサッパリし、
新鮮な顔つきになる」とのこと。

高潮期のピークと、風邪の経過が重なって、
身体は気が充実した状態だったのだろうと思った。

心地よい疲れをもって帰宅して、
ふとんに入る至福の時を味わいつつ眠りについた。

      ◆

3月28日土曜日、休み。
整体協会の稽古会に出た。
陽気が良かった。外の移動で汗をかいたのは今年初だった。
野口整体でよく気をつけるよう言われる汗の始末をきっちり済ませたが、
ここは一般論も同じ。
汗をかいたらとっとと着替える。

朝昼は食べず、夜にココイチのカレーを食べた。
カレー屋で辛口を選択するのは初めてだった。
このカレーを以って、刺激物週間は終幕とした。

震災直後、被災地石巻市のココイチで食べたカレーを思い出した。
あの頃、ボランティアセンターの名札を付けてる人は
1000円以下のカレーが無料とかやっていて、何度か食べに行ったが、
店で食べてお金を払わないのにはやっぱり抵抗があったのでみんな、
1000円以上のカレーを食べて端数の数百円を払っていた。

余談だった。

      ◆

『風邪の効用』は一度通して読んでいるハズなのだが、
風邪を引いていない時に読んだものは全く他人事なので
記憶に残っていない。

今回はよい機会をいただけたと思う。
1月にも風邪を引いたが、
心のゆとりを持てていなかったので、
自分の身体を分析しながら経過を送ることができなかった。

風邪を引いても比較的気分よく過ごせたのは心身共に成長だと感じた。

野口先生曰く、この時期に風邪を引くのは鈍い人とのこと。
けど引けるだけまだマシだとのこと。
春のこの時期に風邪を引いたのは、近年記憶にない。
マシな体になってきたということだろうか。
本来は彼岸前くらいに引くのがいいらしい。

来年はそうありたい。
久々に飲んだ酒が今回の風邪の引き金になっていたのだと仮説を立て、
来年の彼岸前に覚えていたら酒を一杯飲んでみようと思った。

きちんと回復する力を持ったこの身体と、
先人の知恵とそれに出会えたご縁に感謝したい。
ありがとう。
 
by KazuFromJP | 2015-03-29 04:22 | 野口整体一年生
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