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朝の新宿。
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今日も平和な朝に感謝。
by KazuFromJP | 2013-08-16 16:38 | ただの写真。(カメラに感謝) | Comments(0)
世界的ベストセラー、『スティーブジョブズ』のコミカライズが出た。
紹介したい。
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『スティーブ・ジョブズ1巻』
(ヤマザキマリ著・ウォルターアイザックソン原著) 


激しく感動するところや大笑いするようなところはなく、
原作に忠実な「伝記」といった印象。
しかしヤマザキ氏が描いてくれてよかったなと思った。
以下Amazonに書いたレビュー貼り付け。


『原作に忠実ながら、時折のぞく遊び心。そしてシュールな後ろ姿』

原作に忠実な構成で物語は進んでいく。
1巻では幼少期から大学中退し、
アタリ社入社、そしてインド放浪まで。

     ◆

ジョブズの後日談をときおり挟んでいながらも、
主人公ジョブズの破天荒な行動・言動の深い意味は、
読者にあまりハッキリと明示されず、
読み手に解釈を委ねている場面が多いと感じた。

ヤマザキ氏の前作『テルマエ・ロマエ』では
主人公のコミカルなモノローグが秀逸であったが、
それと対照的に、
読者をも近づけないジョブズの心に対して孤独感を抱かされた。

その先のストーリーや未来をある程度知ってはいても、
凡人の自分には彼の行動の意味が深いレベルで理解できない。
そんな何を考えているかわからない人物が放つ一言と、
そのシュールな後ろ姿の描写がヤマザキ氏は巧みだと思う。
ジョブズと似た匂いの「天才」が読めば、
どこか共感できるのだろう(たぶん)と、
そういった意味で秀逸な作品であると感じた。

      ◆

また、若気の至りと言えども、犯罪行為も淡々と描写されながら、
ジョブズが必要以上にカッコよく描かれていないところにも好感が持てる。

巻末「あとがきにかえて」という
ヤマザキマリ氏のインタビューでも語られていたが、
ジョブズには「惚れない」し、「お嫁さんにもなりたくない」し、
「一緒に働くのも無理(笑)」。
しかし「つくづく不思議な人」というヤマザキ氏の印象がそのまま、
作品に表現されているようにも感じた。

      ◆

「ポールさん(ジョブズの父親)はモンスターペアレントの先駆けか…?」
など、各話末に挿入されたオリジナルの一コマに、
ヤマザキ氏の遊び心が込められニヤリとさせられた。

ひとつ欲を言わせてもらうなら、
ジョブズのファンや原作への敬意からか、
全体を通してシンプルで注釈も少なく、
それゆえに理解しづらい箇所があった。
HP社の「探求クラブ」が子供向けのクラブだったことや、
アタリ社の「アルコーン」が副社長だったことなど
一言添えておいてあれば、理解がよりスムーズだったと思う。

      ◆

本作品が手軽に読める、漫画の形にしてくれたことを、
ヤマザキ氏、企画を持ちかけた担当の方など
関わった皆様に感謝したいと思う。
次巻にも期待したい。

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コミック スティーブ・ジョブズ感謝の日。
by KazuFromJP | 2013-08-12 15:57 | 本に感謝の日 | Comments(0)
人は、「健全ながっかり」を通して、
地に足ついた、ありのままの自分と出会う。
そう教わった。
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願えば何でも叶った乳幼児期の万能感を、
一つ一つ手放していくことで人はみな、
心理的に大人になってゆく。

失敗や挫折、思い通りにならない現実の前で打ちひしがれ、
がっかりして、残念な気持ちを味わい、
妄想の世界から目が覚めて、人は成長できる。

好きな本の一節をまた勝手に編集して転載する。

「ふがない自分と生きていく」

若い頃には、人はたくさんのものを持っています。体力はもちろんのこと、気力や美しさも光輝いている。その溢れる力があればこそ、多少の悩みなんか吹き飛ばすこともできる。しかし、若さは永遠のものではありません。健康な体もやがては病に罹り(かかり)、美しかった肌には幾重もの皺(しわ)が刻まれていく。

これまで持っていたものを失う。それは悲しいことです。しかし失ったものばかりを嘆いていても前には進みません。ふがない自分としっかり向き合い、そして仲良く生きていくことです。まわりにはたくさんの人がいます。でも、二十四時間ずっと一緒にいるのは自分だけ。その自分を嫌うことなく大切にしてあげなくてはいけない。悩みを抱えている自分もまた、いとおしく思うことです。

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『置かれた場所で咲きなさい』
(渡辺和子・著)より






静かに本を閉じて、
窓の外を見上げた。

底辺から見上げる景色。
悪くないなと思った。
 
ありがとう。 
by KazuFromJP | 2013-08-09 12:49 | 人間学実践塾・ユング心理学など | Comments(0)
「失敗した挑戦も、実らなかった努力も、それらを葬っていくことによって、
すべては新しい生き方をするための肥料になります」
ネポ先生の言葉。
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いろいろあるけれども目が覚めた僕は変わらずに生かされていて、
この平和な国も変わらずに存続している。
地球の裏側で何が起こっているのか僕には分からないけれど、
ここは美しい世界だなと思う。


そう。マーク・ネポ先生の本をまたよく読み返す。
最近好きな部分を、また勝手に編集しながら引用転載したい。
『新しい生き方のための肥料』

死んだものは葬る必要があり、それによってまた新しい命が育ちます。愛する人であれ、夢であれ、間違ったものの見方であれ、葬ったものは、これから姿を現そうとしていることの肥料になります。

生きることの苦しみのほとんどは、もう役に立たない死んだ皮膚を葬るのを拒否していつまでもまとっていることから、あるいは、それを手放さないまま、むしろ隠そうとしていることから生じるのです。

失敗した挑戦も、実らなかった努力も、それらを葬っていくことによって、すべては新しい生き方をするための肥料になります。人は慈しみ、愛するものを――自分という人間を見る方法を含めて――ひとつずつ葬ってこそ、人生を新生させることができるのです。

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『「自分を変える」心の磨き方』
マークネポ・著  
野口嘉則・訳




古い皮膚がもう役に立たないかどうか、
みんなわからなくて手放せずに苦しんでいるのだろうと思う。

時には、新しい皮膚が生まれることを信じて、
死んでいるかわからない皮膚を自ら引き剥がし
手放す勇気が自身を救う。

過去に役立ってくれた考え方・ご縁・言葉・手法、
それらはとても大切なものだけれど、
手放せなければスーツケースを抱えて山を登り続けることになる。

大切だからこそ、キレイな箱に詰めて、
ここに埋めておこう。
いつかまた、戻ってこられるように。


ありがとうネポ先生。
ありがとう野口嘉則さん。

ありがとうこの、美しい世界。



●「自分を変える心の磨き方」の宣伝その1

●親切依存症(「自分を変える心の磨き方」より)

●思い通りにならないことの恩恵(「自分を変える心の磨き方」より)
by KazuFromJP | 2013-08-07 10:19 | 人間学実践塾・ユング心理学など | Comments(0)