これからどうするか
何だかなー。何なんだろなー。と考えていた。
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何なのかわからないがここ数日、
身近なはずのいろんな人たちと、
距離があるように感じていた。
で、今日ふとある言葉を思い出した。

「この人に、すべての良きことが、雪崩の如く起きます」
斎藤一人さんの言葉。

斎藤一人さんが出会う人に片っ端から心の中でつぶやいているとのこと。
9年前、自転車旅行をしていた頃に僕は斎藤一人さんにハマっていて、
旅の最中にこの言葉を心の内で唱えながらあちこち回ったりしていた。

実際イヤな人もいるけれど、この言葉を心の内で唱えていると、
イヤな人のその「イヤ度」は、一時的にでもなぜか必ず下がる。
そして自分の表の態度も、
頑張って良く振舞おうとしなくても、自然に変わった。

      ◆

時が流れてそんな魔法の言葉を知ったことも、
それを体験して実感していたことも、いつの間にか忘れていた。

でもまあ、思い出した。
しばらくこの習慣を続けてみることにする。
傍から見れば変な宗教みたいな行為だけれども、
それで自分も周囲も安息を得られるならこんな手っ取り早いことはない。

      ◆

先月発売の『幸せになる勇気』の中で、「三角柱」の話が心に残った。
カウンセリングで哲人(岸見先生)がしばしばある三角柱を使うという。
三角柱の三面にはそれぞれ言葉が書かれていて、
「悪いあの人」「かわいそうな私」そして、「これからどうするか」
という3つの言葉が各面に書かれている。

クライアントの多くはまず、
「悪いあの人」か「かわいそうな私」を語ることに終始するけれど、
三角柱を彼らに渡し、
これから話す内容の面を、こちらに向けて話してくださいと伝えると、
大半のクライアントが、
「これからどうするか」の面をカウンセラーに向けて、話し出すとのこと。

「悪いあの人」「かわいそうな私」をいくら話しても、
一時的に気持ちが楽になるかもしれないけれど、
根本的な解決にはならないとのこと。
だから哲人(岸見先生)は、
「これからどうするか」を、
カウンセラーとクライアントで共に考えていくことだけに集中するとのこと。

      ◆

みんな昨日まではまあ、いろいろあったかもしれない。
けれど、「これからどうするか」
に集中するならとりあえず差しあたって今の僕なら、

「この人に、すべての良きことが、雪崩の如く起きます」

と道端ですれ違う人、電車で乗り合わせた人、
職場で出会った人、テレビに映ってる人、
に対して、心の内で唱えることから始めてみようと思う。
淡々と。

      ◆

斎藤一人さんや竹田和平さんが、
「ありがとう」を百万回唱えれば幸せになれるとか言ってたのを聞いて、
以前は、まあたぶん引き寄せ的な力が働いて
実際幸せになれるんだろうけれど、
そんなことで幸せになれても面白くないんじゃないかとか思っていた。

けどそれは、
サクセスストーリー的なものに憧れを抱いていた自分があったからで、
何か仮にいろいろうまくいったとして、
成功の秘訣は何ですか?と誰かに訊かれた時に、
「『ありがとう』と唱え続けることですよ」
なんて回答をする自分はクールじゃないよな、などと妄想していた。

けど今は、目指すところが変わって、
ただ、シンプルに
”「今これからどうするか」だけの人生”に魅力を感じている。

      ◆

自分の人生をゲームにしようとしてきた僕は、
就活の延長でこのゲームを始めていた影響もあり、
人に語るための人生を生きてきた。
即ち、面接官に対して、
「自分はこんなすごい経験をしてきました!」
と語るための人生を。

けど人に語ることや見せることを捨てたら、
このゲームは一気に深みを増していくように思う。

何度かこれまでもそのことに気が付いてきたけれど、
まだまだ面接官を完全に切り捨てきれてはいないし、
今この瞬間「はい切り捨てました」と言えるほどすぐに
変われるものではないかもしれない。

けど何にしても、
地道に淡々と、
「これからどうするか」をことあるごとに問い続け、
とりあえずは、
「この人にすべての良き事が雪崩の如く起きます」
と心の中で唱え続けることをひたむきに続けていきたいと思う。

      ◆

実際それで何がどうなるかはわからないけれど、
たぶん面白い何かになっていくのだろうと思うからやってみることにする。

アドラー心理学の深みに触れ、偏った心の分析に魅せられて、
分析癖が前面に出すぎて冷めていた僕の心もそれによっていくらかは、
分析から離れて、岸見先生の言う「他者への関心」に近づけるような気がする。

      ◆

ありがとう。
今日も感謝の日。
あなたにすべての良き事が雪崩の如く起きます。
実際起きるかどうかは保証できませんが少なくともそう、
願っています。



by KazuFromJP | 2016-03-16 05:09 | 人間学実践塾・ユング心理学など | Comments(0)
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