弱み探しよりも、得たい結果は何なのか。
意見が対立すると、相手の弱みを探したくなる。知人・友人でも家族でも職場の部下・上司・同僚でも、さらには企業、政党、国、とにかく相手の弱みを探して、いかに自分が正しいか主張したくなるものだ。これはしようがないけれど、こんな人もいる。フェイスブックで以前友人が紹介してくれた動画をシェアしたい。



何だか心が動かされた。目がちょっぴり潤んだ。
そして、幸せな気持ちにひたった。


『7つの習慣』(コヴィー著)の中に、コヴィー博士がコンサルをしていた会社の話が出てくる。今朝その部分を読んでいて、この青年の姿を思い出した。以下『7つの習慣』より編集しながら抜粋する。

あるカリスマ的なワンマン経営者がいて、社員はすべて社長の命令のもとに、こき使われていた。その会社の幹部たちはいつも社長の弱み・欠点を探しては、陰口ばかり言っていた。しかしそうした経営幹部の中に一人だけ、「主体的な人物」がいた。

彼は言われる前から先を予見し、社長の気持ちを読もうとしていた。社長の現状や立場を理解するように努めた。彼は社長の弱点を認識してはいたが、それを批判するのではなく、それを補うようにした。そして社長の長所(ビジョン・才能・創造力など)を活かすように努めた。

彼も社長に使い走りにされていたが、求められた以上のことをするようにしていた。社長のニーズをうまく汲み取り、社長の考えを理解し、社長に報告を上げるときは、要求された情報だけでなく、社長のニーズに合った分析とその分析に基づく提案、あるいは意見も合わせて提出するようにした。

次の会議でほかの経営幹部に対する社長の口調は、「あれやれ、これやれ」といういつもの調子であった。しかし、この人物に対してだけは、「君の意見はどうだね」という言い方に変わっていた。


この節では、「主体的な人」と「反応的な人」について語られていたが、
この小話から僕は、「自分の感情にフォーカスするのか」、
それとも「得たい結果にフォーカスするのか」、
という二通りの行動指針があることを受け取った。

あまり触れたい話題ではないけれど、
日本と韓国や中国の関係、
相手が攻撃してきたら、反撃したくなるものだけれど、
最終的に得たい結果が何なのか、
まずそこを明確にして統一してから次の行動に出なければ、
コヴィー博士のいう「単に刺激に対して反応するだけの人」
になってしまう恐れがあると感じた。

フリーハグを実行した青年は、
多くの賞賛を受けて、同時に少なからず批判を浴びたりもしているようだ。
その行動が善か悪か、立場や見方によって違って見えると思うので
一概に言うことはできないかもしれないけれど、一つ確実だと思うのは、
彼は得たい結果が何か、明確に見えていたのだろうということだ。

それはきっと、
「隣国の人と、仲良くなりたい」
ただそれだけだと、僕は感じた。


国の問題だけでなく、友人知人、職場の人間関係でどんなに対立していても、
究極に得たい理想的な「結果」は、
相手を打ち負かすことではなく、
自分が思い描いたイメージの中の、理想の未来なのだろう。


ありがとう。
世界中の、主体的なひと。
by KazuFromJP | 2012-09-11 12:47 | 人間学実践塾・ユング心理学など | Comments(2)
Commented by Maygreen  at 2012-09-17 15:21 x
「自分の感情にフォーカスするのか」、
それとも「得たい結果にフォーカスするのか」

感情は その存在をみとめた上で
得たい結果に存在している そうありたい自分に フォーカスすると
なるほど 即  今のとりたい行動案が 沸いてきます。
ここ 3日ほど 実験した結果です。

内なる意識を わかりやすい言葉に変換してくださる かずさんに
いつも助けられています。  ありがとうございます。

Commented by KazuFromJP at 2012-09-20 14:01
Maygreenさん
どうもありがとうございます☆

某所でも申し上げたように、僕も実験の日々です。
そして最近の発見は、一人でこもって研究してたことを、
ぽっと誰かに共有したとき、何気なくいただいたレスポンスが、
とてつもなく研究を深化加速させるということです。

Maygreenさん、いつもありがとうございます。
そしてまた研究者仲間として、どうぞよろしくお願いします☆
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